再来

- the second coming -

HOTWHEELS   76 GREENWOOD CORVETTE

USA / MALAYSIA

どもの時分、國際マテル社が出していた「ミニカ」が大嫌いだった。

銀ピカだったり、得体のしれない模様が描かれたりと、リアリティがまったく感じられなかったし、欧州車命のスーパーカーチルドレンにとって、マッチボックスや青箱トミカのラインナップと比べて、あまりにも車種に魅力がなさすぎた。おまけに、当時は大人のコレクター達の間では、「ホットホイール=ミニカー衰退の元凶」みたいな論調がまかり通っており、コレクター向けの書籍を読んで、そういった考えも刷り込まれていた。
それでも、エナメルカラーのモデルはずっと買い続けていたし、十代後半になって古いアメ車の魅力に気付くようになると、ホットホイールのラインナップの面白さも少しはわかるようになった。

第三世界的に、「ミニカ」は、今はなき数多のミニカー・ブランドの一つ、単なるコレクション対象の一つにすぎない。ミニカをコレクターズアイテムとして崇め奉る人たちの気持ちがわからない。
サマーメタルを集めるように、ミニカのキャストも集める。ウェリーやリアルトーイが新作を出せば必ず買うのだから、古いミニカを集めない理由はない。
第三世界的に、それ以上の意味はない。

……と思っていた。




つい先日、海外の掲示板で、銀ピカに仕立て上げられたスーパーコルベットを見た。
一瞬カスタムかと思ったら、Wal-Mart限定のZAMAC仕様という新作らしい。

すかさず米国の同志にメールした。一日でも早く手に入れてくれ、と。
長年の付き合いから、向こうは、こっちがカラバリに興味がないことを知っている。
おまけにトレードはのんびり行うのが我々の流儀だ。
何度もメールして、いかに本気かを訴えかけた。
いや、どんなに crazy な状態であるのかを、半ば支離滅裂な文章でぶつけた。

たぶん同志はいまだに、なぜ当方がこのモデルを切望したのかわかっていないと思う。

海外の掲示板で見た時、直感した。
間違いない。これは、ミニカの新作だ。








Great Thanx, my Doushi!


BGM : Velvet Crush / Drive Me Down

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