マッチボックス凋落のシンボル、それは

- Streaker -

MATCHBOX  LAMBORGHINI COUNTACH

MADE IN ENGLAND

ッチボックスを40年以上愛し続け、ほしいキャストの95%以上を持っている人間が知らなかったその言葉。
「STREAKER」

…… …… ……

はたして、STREAKER とは何か?
weblio辞書によれば、ストリーキングをする人という意だそうだ。
最近ではすっかり聞かなくなったが、昔々、公共の場所を全裸で走る人達が出没し、その行為がストリーキングと呼ばれていた。
走り抜けるのがポイントで、単に局部を晒すだけの露出狂とは一線が引かれていたと思う。

英国のマッチボックスは、自らの製品をスーパーファスト化し、さらに、一部のモデルにSTREAKERの名を与えた。1975年のことだ。
無塗装のベア(裸)なモデルかって? 全然違う。
我々がよく知る、上記画像のカウンタックこそが、まさにSTREAKER仕様なのだ。

STREAKERの登場は、1975年のカタログにて大々的に煽られている。






「マッチボックス」75シリーズに、カラフルで、センセーショナルな「ストリーカー」が加わりました。


さあ、このすごいモデルをさがそう。



マッチボックスは、STREAKERを75シリーズ全体を牽引する特別なモデルと位置づけた。
プロトタイプのカウンタックやカラボをわざわざサイケデリックに仕立て上げ、実車の持つ素晴らしいデザインをスポイルしてでも、STREAKER仕様として売り出そうとした。

マッチボックスはやりすぎた。スーパーファストだけで十分だった。
せめて、マテルのトレジャーハントのように限定モデルにすべきだった。
カウンタックにしても、初期の黄色いソリッドなモデルよりも、STREAKER仕様のほうが今なお流通量が多いはずだ。
しかも、STREAKERなんて企画がなかったかのように、すぐにその名称を引っ込め、派手なカラーリングだけは残した。
STREAKER を撤廃したのは、おそらく、当時マスコミを騒がせたストリーキングとの関連だろう(推測)。子ども向けオモチャのシリーズ名として、ふさわしくないと。

…… …… ……

マッチボックスの凋落をもたらしたのは、スーパーファスト化ではない。
むしろ、STREAKER化への反発のほうが大きかったのではなかろうか?
だけども、STREAKERの名はなかったことにされてしまったため、スーパーファストというシリーズが凋落のシンボルとして独り歩きしてしまった、と。

真のターニングポイントは、1975年だった。
いかがだろうか?






(補足)
Streakには、「猛スピードで走る」という意味がある。
マッチボックスには、「Streak」の名を冠した一連のコースセットがあり、本来STREAKERは、そのコースで遊ぶモデルであることを指す。コースセットを売りたくて、STREAKERをアピールしたのかも。
ストリーキング云々は、まるっきり想像なので鵜呑みにはしないように。




BGM : なし


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