スペインのお宝その壱

- treasure from Spain -

INTERNATIONAL PAYA  FERRARI P5

MADE IN SPAIN

ィンテージトーイの世界、とくにブリキのオモチャで有名な、スペインのPAYAによる小スケールミニカー。

PAYAは1902年にオモチャを作り始め、戦前、戦後と、独特の華美なティントーイを中心にその製品は高く評価され続けた。
やがてダイキャストのモデルもリリースし、そのノウハウを学んだ元社員が、同国内においてギスバルやミラを立ち上げたのだそうな。

そんなスペインの老舗にして大立者であるPAYAが、68年に売り出したのが、小スケールシリーズのINTERNATIONAL PAYA。
だがしかし、各国のブランドとその縮尺を網羅したリストが掲載されている中島文書「世界のミニカーII」(昭和55年刊)には、 PAYAの名はあっても、小スケールシリーズに関する示唆はない。ギスバルやオートピレンはもちろん、マイナーなMINI-DALIAあたりまでおさえているリストなのに、INTERNATIONAL PAYAはない。

ひょっとすると、INTERNATIONAL PAYAは、同社製でありながら、当時のコレクター層にはまともに相手にされていなかった可能性も大いにある。
なぜか?
小スケールだから? もちろんそれもある。だがそれだけじゃない。
乗用車、フォーミュラカーといったそのラインナップの多くが、マッチボックスの模倣品だから。

先日ヤフオクでも280SLが出品され、PAYAということでかなりの価格で落札されていたけども、ボディはマッチボックスにしか見えなかった。
創業して60余年、各国で作られた魅力的なオモチャに押され、苦しかったのだろうと想像できる。

だけども、ご覧の通り、INTERNATIONAL PAYAには、オリジナルの車種だってある。
ヴィンテージ・オモチャの世界で名を馳せるPAYAによる、数少ないオリジナルのキャストだ。
しかも、フェラーリ、いや、ピニンファリーナのコンセプトカー。

サプライズのギフトに当方が絶句したわけを、ご理解いただけるかと思う。





(明日に続く)


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