米国のミニカー暗黒時代

- Were there the darkness era in USA? -

ROAD CHAMPS  BMW 3 Series

USA / CHINA

ねてより、当第三世界で頻出しているキーワード、ミニカー暗黒時代。

もともとは、2003年の4月まで更新されていた「小さな自動車博物館」の館長であるはろーさんが言い出されたタームで、博物館フォロワーたる当サイトでも引き続き使わせていただいている。
古い記述で恐縮だけども、ミニカー暗黒時代について簡単にまとめたページ(→コチラ)があるのでご覧あれ。

以前にも記したように、ミニカー暗黒時代については、ここ15年ばかりの間に多少当方の考えが変わってきている。
コレクターにとって暗黒が現象化していたのは日本や欧州だけであって、米国はそうでもなかったのではないか、と。

というわけで、昨年の暮れ、アメリカの同志が我が国にやって来て、じっくり話ができる機会があったので聞いてみた。
日本の80年代から90年代前半あたりの状況を説明した上で、アメリカではどうだったかと?


ちなみに彼は年齢が近いばかりでなく、学歴やサブカルチャー的趣向もけっこう似通っており、かの地で当方と同じように80年代を過ごしている。さらに、実車のエンスーであるばかりか、後々にはミニカー業界内で仕事をしたインサイダーでもある。80年代のアメリカの状況を確かめるにはうってつけの人物のはずだ。

「Were there the darkness era in USA?」


彼の答えは、あっさりと「No」。

80年代が小スケールコレクターにとって暗黒時代だったという認識は丸っきりないという。
日本と違って、マッチボックスやマテル製品が当然のように店頭に並んでいたし、それら以外にも香港物をはじめとする数多のブランドのミニカーが常時あったのも大きかったそうな。

やはり、自動車文化が社会に広く深く浸透しているアメリカでは、市場が縮小することなく、ミニカー暗黒時代は訪れなかったということらしい。お子様相手だけでなく、いち早くコレクター市場を開拓したことも功を奏したのだろう。
(そしてアメリカでは、そもそも1/43が人気ないという背景もある。)

逆に、日本にミニカー暗黒時代があったことこそ、彼にとっては意外だったという。
マテル製品が受け入れられなかったことは知りつつも、マッチボックスまで出回っていなかったのは思いも寄らなかったそうな。
それにトミカが、国民的玩具として盤石だったし……。

…… …… ……

では、あの頃欧州ではどうだったのか?
いずれ機会を見つけて、あちらの同志にも聞いてみたい。





The doorway to Japanese collectors
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