個人的な体験:2000GTの場合

- A Personal Matter -

TOMICA PREMIUM  TOYOTA 2000GT

JAPAN / VIETNAM

生の一時期、トヨタ2000GTが日常風景の一パーツだったことがある。

高校から大学にかけての電車通学中、隣駅の線路際に、白い2000GTが大胆に路上駐車されているのを目にしていたのだ。
週に二、三回、駅近の歯科クリニックの前に停まっており、おそらくドクターがオーナーだったのだろう。



電車の窓から日々眺めていた2000GTは、変な話、トミカそのものだった。
スリムでありながら抑揚たっぷりの姿態。グランド・ツーリングという位置づけにそぐわない繊細なたたずまい。
個人的体験に基づくならば、2000GTと言えば、黒箱トミカ5番のエモーショナルに振られたフォルムが一番しっくりくる。
もちろん思い出しバイアスの存在は大いに認める。



なので、トミカ四十周年記念復刻モデルのノーズがゴツイ2000GTにはやたらと腹が立ったし、今回のプレミアムにも、箱から取り出して俯瞰した瞬間、舌打ちをさせられた。またかよ。

だけども、よくよく見ていくうち、ノーズは狭められているし、窓枠の処理も巧みで、いい感じに仕上がっていると思い直した。
相変わらずトミカならではの小気味よい音を立てながら、ドアも開閉するし。




カラーバリエーションを出せば熱心なコレクターが飛びついてくれるトヨタ2000GTを、わざわざプレミアムで出すことについては、社内でも賛否両論あったろうと想像する。

うむ。我らが立石の決断は、実に正しかった。






The doorway to Japanese collectors
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