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彩られし生きた化石

- living fossil -

CORGI ROCKETS  MORGAN PLUS 8

MADE IN GT BRITAIN

十年代にして、すでに「生きた化石」と呼ばれていたモーガン。

その抜きん出た個性からか、上級モデルのプラス8は、同志諸兄ご承知の通り、コーギーをはじめ、マジョレット、シク、トミカと、英仏独日のメジャーブランドで競作となっている。他に同様の車種といえば、ワーゲン・ビートルぐらいしか思いつかない。




青箱トミカのプラス8のリリースは77年で、マジョレットは79年、シクは86年。やはり本国のブランドたるコーギーは、いち早く70年にリリースしている。

マテル製品を意識して立ち上げた CORGI ROCKETS の一台としてつくられ、のち、CORGI JUNIOR としても売られている。メッキ塗装で彩られたモデルは、ROCKETSならではのもの。

Bill Manzke氏の「The Unauthorized Encyclopedia of Corgi Toys」(1997年刊)によると、CORGI ROCKETS版のモーガンは70~71年のみのリリースだから、流通している台数は、コーギーの中でも比較的少ない部類かもしれない。当方のコレクションでも、モーガンをはじめ、CORGI ROCKETSは数少ない。



シャーシーに注目。
見るからに、実車の再現性よりも、走りを優先させたものとなっている。サスペンションとなる黒いプラスチックのパーツは、タイヤやピアノ線の車軸ごと取り外すことができる。これもROCKETSならではのギミック。

実際、転がした時の走りのなめらかさは、ハスキーやJUNIORとは大違いで、マテル製品に対抗しようとしただけのことはある。ただ、パーツ点数の多さに伴いコストがかかったこともあって、商品としてはホットホイールに到底敵わず、結果、パーツを簡素化したJUNIORに移行せざるを得なかったということだそうな。

それにしても、メッキ塗装だったり、走り重視のモデルだったりと、生きた化石には似つかわしくない。
今でこそ、そのキッチュ感を再評価できるわけだけど。
20年、いや、30年早かったねえ。







The doorway to Japanese collectors
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