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栄光のワゴン

- service car for glory -

TARMAC WORKS  DATSUN BLUEBIRD 510 WAGON SERVICE CAR

MADE IN CHINA

オ香港物の雄、ターマックワークスによるブルーバード・サービスカー。

正直に告白すると、ホットホイールの510ワゴンにアメリカ人が騒ぐのも、KAIDO★HOUSE版が話題になるのも、いくぶんか冷ややかな目で見ていた。
だって、510ブル・ワゴンのカスタム車をカッコいいなんて思ったこと、一度たりともないんだもん。実車のことね。

昭和期のワゴンならニッポン人にとっては働くクルマ。ましてや、サファリラリーでの栄冠が伝説となっているのは510のセダンSSSなわけだし。

…… …… ……

いや、待てよ、と。

ターマックワークスのブルーバード・サービスカーを見て気がついた。

世界一過酷とされるサファリでの、ブルーバードの優勝は一体何に由来するか?
セダンSSSの踏破能力はもちろん、コース全域をカバーするよう配置されたサポートチームあってこそ。
サポートチームは、迅速に移動できるよう余分なパーツは持たない。万が一出場車のパーツが壊れたら、速やかにサービスカーのパーツを外して移植する。
タコが空腹となれば自らの肢を喰うように。これぞダットサンが編み出したタコ足作戦。

子どもの時分に読んだ「栄光のラリー5000キロ」にそんなような解説があった。
同書における、優勝車でない、もう一方の主役がブルーバード・ワゴンのサービスカー。
働くクルマ、そして栄冠に向けて戦うクルマだ。

…… …… ……

ターマックワークス版がJDMブームに乗ったカスタムカーの類でなく、タコ足のブル・ワゴンを彷彿させると気づいた次の瞬間、ネットで注文していたね。

素晴らしい。


※ホントにサファリラリーのサービスカーなのかはさておき……









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